コーベルについて
2019.1.25

私たちはディスプレイ用ハンガーのメーカーです。
ハンガーとひとくくりに言っても、ディスプレイ用、物流用、クリーニング用、雑貨用など様々な分野がありますが、私たちはディスプレイ用のハンガーを作っています。
私たちがハンガーを作るとき、2つのことを考えます。
まず1つ目はハンガーそのもののフォルムです。
単にハンガーの形をしているだけであれば、誰でも作れます。私たちが作るハンガーは、そのハンガーに洋服が掛かった時、いかに洋服がきれいに見えるかを徹底的に考えています。首元の収まり具合や肩の傾斜など、ほんの些細な違いでハンガーに吊るされた洋服の雰囲気がまるで変わってきます。

もう1つはどうすれば洋服が売れるかです。
ディスプレイ用ハンガーの一番の目的は洋服が売れることです。洋服が売れるためにどうすればいいのか。どのようにしてブランドの世界観をハンガーで表現するか、洋服を引き立たせるためにはどうすればいいのか、機能や耐久性が必要な場合はどのようにするか。
この世の中に同じ洋服がないように、ハンガーも同じものはありません。
お客様が求められる様々な要望に1つ1つお応えできるよう、様々なソリューションをご用意しております。

ハンガーを作るためには様々な工程が必要です。
金型を設計すること、金型を起こすこと、成型すること。木を切ること、磨くこと、染めること。そのほかにも金具を作ったり、メッキを施したり、出来上がったハンガーにマークを入れたりと、様々な工程と作業が必要です。

これらすべての作業を自社で行うことはできませんが、ほぼすべての商品は自社工場で組み立てられます。それは、お客様にお届けする商品を自分たちの目で見て触って確かめたいからです。
一見、とても効率が悪いようですが、私たちはお客様のご要望を1点1点お伺いしながらハンガーを作ります。
そのため、生産は非常に多品種となってきます。私たちとお客様との関係からもこの方法が一番なのです。

私たちが最も大切にしていることは品質と表現力です。ハンガーは大切な商品に直接触れるツールです。決して品質を犠牲にすることはできません。また、単にいい商品ではなく、お客様の意図をいかに忠実に表現できているかを重要視しています。
もちろん、コストも非常に重要な課題です。納期や品質、ロットなどお客様のご要望をお伺いしたうえで、日本でしか出来ない仕事、するべき仕事は日本で。海外で行うことが好ましい仕事は海外で。品質やコストが過剰や不足になることがないように、様々な選択肢の中からお客様にとって最適な方法を組み合わせてハンガー作りを行っています。

私たちは自社の倉庫で商品の保管や出荷業務を行っています。
倉庫では完成品から半製品、パーツなど何万点という商品を常時保管しながら、お客様ごとのご希望に沿う商品を最短で作り上げる態勢を整えています。
商品センターでは、出店に伴う商品の一時保管から、急な出荷まで迅速に対応を致します。
単にハンガーを作るだけではなく、スムーズな店舗運営から出店までトータルでサポート致します。