ブランド力を高めるホテル用ハンガー
2019.5.23

2年ほど前にテレビ番組で見た内容ですが、とあるラグジュアリーなホテル・旅館のみを厳選して紹介されている宿泊予約サービスがあり、そこでは自分達がそのホテル・旅館をご紹介して良いものか? を判断するために、実際に施設に赴いてロビーや客室をその目で確認するとのことで。
そのチェック項目の一つに、クローゼットの中のハンガーのデザイン・形状までチェックする・・・というのがある事には驚かされたものです。
宿泊される方の気持ちを慮ると、ハンガーの一本一本まで気を抜けない、という意識の高さをモットーにされている、そのことを知った時、現代は、表面に出て来ないところでも手を抜かず、機能的で、かつオシャレなセンスを光らせて顧客をおもてなしする時代なのだと考えた次第です。

以下は、先日行なわれたHOTERES(週刊ホテルレストラン:2019年5月25日発売)取材を受け、の誌面に掲載された内容です。
—————
ブランディングやブランドアップにつながる 隠れた客室のハンガー
客室に欠かせないアイテムの1つハンガーがある。大半は“服を掛けるもの”という実用品として認識されている。一般家庭においても実用品としてクリーニング店のものや、量販店で束になって販売されている廉価なものを購入している。ところが表に見えているアパレル業界ではハンガーは購買欲を高める重要なものとして重視している。これからは見えないところでもおしゃれなセンスを光らせる“イッピン”として再考してみるべきではなかろうか。
コーベル(本社:東大阪市長田東、尾崎功社長)は1962創業以来、1970年よりハンガー事業に着手、 1972年にはディスプレイ用ハンガーの製造卸を開始しました。以来、アパレル業界を主力にオリジナルなハンガーを提案、新たな販路としてホテル業界に着目し、実用品を超えた1つのインテリアやホテルのブランドアップ図るものとしてご提案させて頂いております。
【尾崎談】
「すべてオリジナルで製造しています。ホテルカラーや客室の雰囲気に合わせた素材や色、形で作り上げることでブランド力を高める効果があります。」
実際、アパレル業界の店舗でもハンガーを変えることで購買意欲を高め、売り上げアップにつながるという。例え高額な商品ではなくてもハンガーを変えることで服そのものに対する感じ方が変わり、“高級そうだけど価格は意外と安い”という感覚から購買につながるケースもあるという。
ホテルの客室の場合、店舗のように宿泊者以外の目に触れることがないため、ハンガーに対する価値が分かりにくいが、今後はインスタ映えも加味した ハンガー展開をすることで客室への注目 度が高まるとともに、宿泊意欲を高めることができるだろう。
ブランディングという意味においてもホテルカラーを浸透させたり、客室の雰囲気に合わせたカラーや素材、デザインを施すことで客室単価アップにつなげることも可能だ。外国人観光客において長期滞在者には持ち帰ることができるよう、名前入りのハ ンバーを用意するなど、1つのサプライズ演出となる。またお土産としておしゃれなハンガーを購入するケースもあるだろう。
またこれからは体格の良い外国人サイズに合わせたハンガーの用意も欠かせない。
「ハンガー次第で着崩れやシワになったりもします。お客さまが気持ちよく着れることもホスピタリティーの1つとして ご一考いただければと思います。」
コーベルでは、新たな販路としてホテル業界に着目し、顧客満足に繋がるホテルのブランドアップを図れるハンガーをご提案させて頂きたいと考えております。

オンライン通販サイトの「KOBEL THE HANGER SHOP」では、納期の短い既製ハンガーから、ロゴ入れや仕上げ(色、加工)をカスタマイズできるハンガーまで多数取り揃えております。
もちろん、お電話やメールなどでお問合せ頂ければ、専属スタッフがお客様のご要望をお聞きしながら、満足のいくハンガーを製造、納品させて頂きます。


【ハンガー事例】レストラン クッカーニャ
