アップサイクルハンガー
2023.3.30
現在、国内で焼却処分される衣服は年間50万tに上ります。平均すると1日あたり大型トラック130台分の服が焼却、埋立処分されています。(*1)

(*1)環境省サステナブルファッション
こちらを、クリツク
廃棄される繊維製品は衣服だけではなく、寝具など様々なものがありこれらも含めると更に多くの繊維製品がゴミとして廃棄処分されています。これらは上手く活用できればゴミではなく資源として再活用することが出来ます。その再資源化のプロセスを経て出来たのが、今回ご紹介するアップサイクルハンガーです。
回収された衣服等を特殊な技術で超微細な粉末に加工し、PP樹脂と混ぜ合わせてペレット化したものを、ハンガーの金型に流し込んで成形します。
現在、このハンガーを作るために使用される繊維製品は綿100%のものに限っていますが、今後はポリエステルなど、綿以外の繊維が混ざったものも再資源化できるよう開発を進めていきます。
