再生原料からできたハンガー
2022.3.30

現在、国内では年間約900万tの廃プラスチックが排出されています。これらの約7割は発電用等でエネルギーとして利用されていますが、その際に発生する大量の温室効果ガスは問題となっています。かたや、製品材料として再利用される廃プラスチックは約2割にとどまっています。この数字を高めていくことは、循環型社会を実現するために非常に重要となってきます。
環境に配慮された原材料を使う、廃棄量自体を削減する、破棄されたものを新しい形に生まれ変わらせるなど、持続可能な社会を実現するためには様々な角度からアプローチしていくことが重要です。
コーベルでは、ハンガーに求められる強度、弾力性、意匠等に応じてPS(ポリスチレン)、ABS(アクリロニトリル ブタジエン ポリスチレン)、PP(ポリプロピレン)と様々な原材料にわたり、生産工程で発生する廃棄材料などのプレコンシューマーのリサイクル原料を使用することによって、資源循環と品質の安定を図りながら無理なく持続可能な社会が実現できることを目指します。

再生原料を使用して作られたハンガー上から:
HB201M(ABS再生)、HG437P(PP再生)、HC420(PS再生)、HG403(PS再生)
■特徴
・マテリアルリサイクルを通じて資源の循環に貢献する
・プレコンシューマー品の原材料等を使用することによって品質の安定が保たれている
製品に関するお問合せ
株式会社コーベル
電話:06-6746-1000
メール:kobel@kobel.co.jp
参考資料:プラスチックのマテリアルフロー図
